
大きな社会問題となっている認知症。
厚生労働省の発表によると2025年には471万6000人、2040年には584万2000人になると予測されています。
2040年には高齢者の15%、6,7人に1人が認知症になるだろうとの事です。
認知症は40歳を過ぎたあたりから少しずつ進行してくると言われています。
「まだ若いから関係ない」という事はありません。
自分の為、そして、それ以上に大切な家族や周囲の人の為にも出来る範囲の予防策を行っておきたいものです。
それでも、”なる時はなります”が、確率を下げる“ことや”発症を遅らせる”事は出来るのではないでしょうか。
今回は、認知症予防においての”超基本”をご紹介していきます。
★認知症予防の為にやっておきたいこと
①十分な睡眠をとる(最低6時間)
・睡眠不足は脳の炎症を引き起こします。
・十分な睡眠によって脳内の老廃物が掃除されます
②定期的に歯医者にいく
・歯周病になると炎症を引き起こし脳にも悪影響を与えます
・歯周病による免疫系の過剰反応が認知機能を低下させます
③水回り・エアコンを清潔に保つ
・カビが生えやすいところはマメに清掃しましょう。
・カビが脳細胞に悪影響を与え認知機能を低下させます
④禁煙
・喫煙者は非喫煙者に比べて認知症のリスクが30~50%高いと言われています。
・喫煙が脳の血流を減少させ脳卒中などのリスクも高めます。
⑤節酒
・過度な飲酒も認知症リスクを増大させます。
・赤ワインであれば、毎日、少量飲む事で認知症リスクが軽減するという研究結果もあります。
⑥十分な水分補給
・脱水は認知機能に悪影響を及ぼします。
・体重×0.03を目安に飲むようにしましょう。
(例:60kgであれば×0.03で1.8ℓ)
⑦運動をする
・運動により脳への血流量が増えて認知機能の向上に繋がります。
・ストレス軽減やうつ病の軽減に効果的です。
⑧良い油を摂る
・オメガ3(EPA・DHA)の抗炎症作用により脳の健康を維持します。
・青魚、ナッツ、アボカド、えごま油を積極的に摂りましょう。
⑨”考える”習慣を持つ
・読書、パズル、将棋、麻雀、資格取得etc。
・何でも良いので”頭を使う”事で認知機能低下を防ぎます。
⑩人との交流をする
・社会的な繋がりの維持が認知機能低下を防ぐのに役立ちます。
・趣味を楽しむ事も大切です。
以上、認知症予防の為にやっておきたい事でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。