2024-03-19

こんにちは。
トレーナーの倉世古(くらせこ)です。
加圧トレーニングは「軽い負荷」で「短時間」の運動を「短期間」行うだけで筋力アップが出来るというメリットがあります。
今回からはこの三つについて解説していきます。
まずは「軽い負荷」というところ。
筋肉には強いパワーを発揮する”速筋”と持久力に優れた”遅筋”の二種類があります。
”速筋”は鍛えれば太くなり、”遅筋”は鍛えてもあまり太くなりません。
筋力は筋肉の太さに比例するため、筋力アップをしたければ”速筋”を鍛える必要があります。
”速筋”を鍛える為には大きな負荷で長時間のトレーニングが必要です。
そうなると関節に不安のある高齢者等には危険も伴います。
加圧トレーニングは軽い負荷で”速筋”を鍛えて筋力アップする事が可能です。
加圧トレーニングを始めると、まず、遅筋が活動を始めます。
しかし、血流制限をしている為に早い段階で遅筋が限界に達して使えなくなります。
この時の身体は、大きい負荷の運動を行っているのと同じ状態になっています。
そこで、早々に”速筋”が活動を始めます。
これにより”遅筋”と”速筋”が同時に鍛えられ始めます。
しかも、この時に用いている負荷は自体重や数キロのダンベルなどの超軽量負荷です。
これが加圧トレーニングが”軽い負荷”で筋力アップ出来る理由です。
最後までお読みいただきありがとうございました。