
こんにちは。
トレーナーの倉世古(くらせこ)です。
今回は”糖質制限”と”糖尿病のリスク”について。
”糖質”を摂ると血糖値が上がります。
血糖値が上がるとインシュリンが分泌されます。
インシュリンは血糖値を下げる働きがあります。
インシュリンが出ない、または出ても働きが悪い。
この状態が”糖尿病”です。
パーソナルジムなどで”糖質制限”を指導しているところも多いです。
お菓子類はもちろん、ご飯、パン、麵などの主食も全てカットするような方法です。
これを行うと体重は落ちます。
理由は糖質を摂らないことによるインシュリンの分泌低下です。
インシュリンは脂肪を合成する働きがあります。
糖質を摂らない事でインシュリンの分泌を最小限にする事で痩せるという方法です。
ただ、これを長期間に渡って続けるとどうなるか。
インシュリンが分泌されづらい身体になります。
分泌されても働きが悪い身体になってしまいます。
すると、急に高糖質なものを食べた時に血糖値が上がりっぱなしになってしまいます。
これが”糖質制限”による糖尿病のリスクです。
インシュリンは出すぎると低血糖になってしまいます。
出なさすぎると糖尿病になってしまいます。
常に適度に出ているというのが理想です。
その為には極端な”糖質制限”を長期間行う事は避けるのが無難です。
厚生労働省の基準でも1日の総摂取カロリーの60%は糖質から摂る事が推奨されています。
”糖尿病”の予防にも適度な”糖質摂取”を行うようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。