
こんにちは。倉世古(くらせこ)です。
今回からはお子様を持つ親御さん向けに”子供の食事”について書いていきます。
現在、子供の栄養状態というのは非常に悪化していっています。
小学生、中学生を対象にした「小児生活習慣病予防検診」。
この結果を見ると約40%の子供が血糖値やコレステロール値で引っかかっているそうです。
これは食事を作る親に責任があるでしょう。
子供の健康は親の作る食事で決まります。
そして、子供の時の食事がその後の何十年という子供の人生を決めるといっても過言ではありません。
0歳から6歳まで。
この間に脳神経の9割は完成すると言われています。
まさに脳を育てるビッグチャンスの時期です。
子供は日々、新しい体験をしながら”出来る事”を増やしていきます。
これが”成長”です。
神経細胞が未発達だと”出来る事”が増えず”成長”が遅れていきます。
また、食事だけでなく生活習慣も大切です。
ダンスやアスレチック、ボール遊びなどの脳を刺激する運動をする。
記憶を定着させる為の睡眠をしっかりとる。
これらを積極的に行うことが大切です。
ゲームばかり、お菓子ばかり、夜更かしをする、外遊びしない、などは極力避けた方が良いでしょう。
では、具体的に0歳から6歳までに食べた方が良いものは。
①脳:DHA(鯖、いわし、さんま、ブリ、鮭、しらす)
②筋肉:たんぱく質(肉、魚、卵、大豆)
③骨:カルシウム(小魚、小松菜、ひじき)
④血液:鉄(赤身肉、豚ひれ、まぐろ、あさり)
⑤腸を整える:発酵食品(納豆、みそ、キムチ、ヨーグルト)
お子様がこれらの食材を美味しく食べられるように工夫をしてあげましょう。
ちなみに、子供は大人と比べて体が小さいから食べる量も少なくていいというのは間違いです。
子供は成長する為、生きる為に大人以上に体内で新陳代謝を繰り返しています。
エネルギー消費量も多いです。
食べたいというのならたくさん食べさせてあげて下さい。
20年後、50年後、あなたのお子様が元気で健康にいられる為に”正しい食事習慣”を一緒に身につけていって下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。