
こんにちは。
トレーナーの倉世古(くらせこ)です
今回は「卵の健康効果」について。
卵は小さい容量ながらも栄養価が非常に豊富に詰まっている事から”小さなパワーパック”とも言われています。
早速、卵を毎日食べる事による体への健康効果を見てきましょう。
①筋肉の修復・成長
卵は1個当たり約6~7gのたんぱく質が含まれています。
たんぱく質の摂取推奨量が成人男性で60~65g、女性で50gです。
卵を朝と夜で2個食べるだけで必要量の約5分の1を摂取できてしまいます。
②神経系の機能維持
神経系の機能を正常化する為にはビタミンB12が必要です。
卵は1個あたり約0.6マイクログラムのビタミンB12が含まれています。
ビタミンB12の摂取基準は成人男女で2.4マイクログラムのため、卵1個で約4分の1の摂取が出来ます。
③赤血球の形成
赤血球は酸素と二酸化炭素を運搬する働きがあり人間が健康に生きていく上で不可欠な存在です。
赤血球の形成にもビタミンB12が大きく関与しています。
④目の健康維持
卵黄にはルテインやゼアキサンチンという抗酸化物質が豊富に含まれています。
これらは視力の保護に寄与して目の健康をサポートしてくれます。
⑤骨量の維持
骨量の維持にはビタミンDが必要です。
卵は1個あたり2.2㎍のビタミンDが含まれています。
ビタミンDの摂取基準は成人で8.5㎍ですので約4分の1を摂取することが可能です。
最後に、卵はコレステロール値を上げるから食べすぎは良くないと以前は考えられていましたが、現在は、食事から摂った卵がコレステロール値に関係することは無いというのが研究からわかってきています。
ただ、心臓病や高コレステロールのリスクがある方は医師や栄養士のアドバイスに従って慎重に摂るようにして下さい。
今回は”卵の健康効果”についてでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。